近年、脳梗塞に伴っててんかん発作が起こる高齢者が増えてきています。急な発作、ひきつけにとっさの対応ができるよう、てんかんの方だけではなく周囲の方も事前の知識を身につけておきましょう。

高齢者てんかんは認知症と間違われやすい

人は年齢を重ねると、身体のあらゆる部分が老化し、病気を患ったり、若い頃にはあり得なかった行動を起こすようになります。中でもポピュラーな症状として、認知症が挙げられるでしょう。
認知症は突然発症するものではなく、徐々に症状が進行して行くものです。物覚えが悪くなったと感じられるものから、家族の名前や自分の住んでいる場所などが思い出せなくなるなど、その症状は多種多様で、進行のスピードに関しても人それぞれです。
この認知症の症状と間違われやすいのが、高齢者てんかんです。てんかんといえば幼い子供がなるイメージがありますが、実際には高齢者の多くが発症しています。てんかんを患うと、意識を失ったり痙攣を起こすといった発作があらわれますが、厄介なことに高齢者てんかんの場合だと、見た目で分かりにくい発作もあります。てんかんの発作が出た時にはその瞬間、記憶を失っているため、認知症として誤診されがちです。
脳の機能の異常によって発症するてんかんは、薬を飲みながら特有の発作を抑えることができます。てんかんの薬にはかなり多くの種類がありますが、中でもラミクタールは有名です。ラミクタールは妊娠中の女性に対して使われているほど、安全性の高い薬です。ネット販売されていますが、高齢者も妊娠中の人も、基本的には病院で処方される薬を使うようにしたいものです。
長く服用せざるを得ない時には、安価なラミクタールの後発医薬品を使ってみてもよいでしょう。後発医薬品はネット販売のものを購入できます。但し、ネット販売で購入した後発医薬品を、医師の説明もなく服用するのはリスクを伴います。妊娠中であれば産婦人科の医師に、高齢者ならてんかん治療で通っている病院の医師に、必ず相談してください。